昨日は、夕方から合計して5局指しました。
もちろん全敗ですけど・・・。(爆)
でも、実は一日5局指すのは、初めてのことだと思います^^
(なにしろゆっくり考えるので・・・)
というわけで、なにがなんだかわからないけれど、充実した時間でした^^

一局目・二局目は、江戸川の狸歩さんと。。。
相振りなんですよね~。で、そうなるともうわけがわからない^^;
受けてカウンターって思ってはいるのですが、相振りは本当に力将棋なので、わけのわからないまま終わってるときもあります^^;
ましてやこの二局とも狸さんは穴にまっしぐらに潜りにいきましたし~。
今はすっかりお元気になられた狸さんに、この一年みっちりとしごかれそうです^^
三局目は、算歩さんと~。
私のために居飛車それも左美濃を指してくれたやさしい算ちゃんに応えるべく、頑張ってみましたけれど、桂馬での王手が遅かったらしく、惨敗となってしまいました^^;
左美濃を相手にするときは、角を切るのは当たり前~のようなところがあるので、かなりバンバンと攻めてみたのですが・・・。でも左美濃と指しているだけで、とっても幸せなんですよね^^
四局目は、「いちど夢さんと指してみたいな~」とご指名してくださった棒銀歩さんと^^
本IDを以前からよく知っている方なのですが、江戸川に入られたのはつい最近です。いちども指したことなかったので、思い切ってお相手していただきました。^^
棒銀なんだけど、私の知ってる棒銀とは違って、本当にわからなくて・・・。でもやっぱり棒銀への対処法でよかったのかな~とおもうことも多く、ものすごく勉強になりました。この棋譜を「江戸川戦術研究所」に載せようと思います。深夜でしたので頭も働かず、指してから「あ~」と思う手がとても多かったのですが、さいしょ目標に掲げた50手はなんとかクリアしました。(爆)
さいごに、その場に居合わせてしまった突歩せんせいと、1時も回っていたので2枚落ちを・・・。^^;
からだは指したいのに頭がまったく働かないので、途中まで感覚で指すことのできる手合いを選ばせていただきました。
ものすごくオーソドックスなニ歩突っ切り~。
途中までは歩をつかいながらうまく攻められていたような・・・。
なぜか途中で数箇所計算間違いがあったらしく、手順違いとか、そんな感じのミスでつぶれました^^;
思考能力が飽和状態だったので、突歩さんには申し訳なかったです。ごめんなさい。m(_ _)m
やっぱり、深夜ははやく寝ないとだめですね^^;

たくさんの方に指していただいて、すごく楽しいけれど、なんとなく物足りないのは男さんがいないからかな~。
男さんと指さないと、気持ちが落ち着かないらしくて^^;
怖いですね~。あは^^

指すことはとても勉強になりますけど、昨夜は攻歩さんがおっしゃったこの言葉がとても心に響きました。
「定跡は、覚えるのではなく、理解すること。」
理解できれば応用がきくということなんだな~と、しみじみと思いました。
その意味でも、棒銀さんとの対局はまったく応用が効いてなかったな~と、反省がいっぱいですので、ご覧くださいね^^

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さきほど茶柱さんのHPに遊びに行って、なかをふらふらとしていたら、
「棋風診断」なるものがあることに気づきました。
じゃ、せっかくだからやってみようかな~と思い、やってみました^^
結果は以下のとおりです。

☆      ☆       ☆       ☆
  「棋風診断の結果」
あなたの棋風は頑強な受けです。

あなたはガチガチの受けの棋風のようです。
その受けの強さに相手もしまいにはイヤになってしまうほどの粘り強さを持っています。

そんなあなたの必勝パターンは、序盤は適当にやりすごし、相手の攻めを跳ね返して腕力でねじ伏せてしまう将棋です。
野菜に例えるならその固さはまさにカボチャです。煮物にするとおいしいですね。

しかし、あなたは序盤に少々難があるようです。
気付いたらいくらがんばろうと逆転不可能な大差に追いやられてしまうこともしばしば。
序盤戦術にもう少し重きを置けば、あなたの将棋は一回り大きくなることでしょう。

そんなあなたにぴったりの戦法は四間飛車です。
多少の駒損は玉の固さとあなたの受けの強さがきっと補ってくれるでしょう。ただ、最近少し影が薄くなってきた藤井システムはあなたの棋風にはあわなさそうです。

☆      ☆       ☆       ☆
「そんなあなたにぴったりの戦法は四間飛車」と言われたのが嬉しかったですね^^
まだ相手をねじふせてしまうほどの終盤力がないので、それほど粘り強くはないですけど^^;
そして、たしかに、藤井システムはやらないかも・・・。
茶柱さん、たのしい棋風診断をありがとうございました。m(_ _)m
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娘が中学に入学してから2週間が過ぎました。
その間、毎日毎日「楽しいね~♪」の日々がつづいています^^
お友達も入学式当日から何人もできたらしく、また、違う小学校から来た子たちともとても仲良しになっているようです。
部活動も、今日から本入部になるのですが、なんと「吹奏楽」を選びました。できれば、フルートをやりたいと思ったようですが、人数調整のため、どうなるかはまだよくわかりません。もしかしたら、パーカッションかも・・・。それはそれで楽しそう~と思っているみたいなので、どちらにしても親は応援するだけです^^

夕食の会話などでも、兄と先生について話したり、3年の先輩(兄にとってみれば同級生)の話で盛り上がったりと、とてもにぎやかです。
「この先生がこんなこと言ってね・・・」
「友達が○○先輩がすごいかっこいいって泣くんだけど、私には理解できないよ~」などなど・・・^^;
さすがに小学校のときとは帰宅時間も全然違うし、かなり疲れるみたいで、早寝早起きをこころがけ、いい習慣が身についているようです。

なにかあると「どんまいじゃん!」
この間私が足を捻ったときも、「どんまい!」
その言葉で結構元気づけられることもあります^^

このまま素直に元気に楽しく中学生活を送ってほしいな~と思います^^
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「好きこそものの上手なれ」
「下手の横好き」
やっぱり私は後者みたいですね^^;

昨夜、男さんと指して、あまりにも自分の将棋センスのなさに、あきれてしまいました・・・。
考えれば考えるほど悪い方向へ行くんですから、救いようがないかと^^;
先手(男さんと指すと、90%くらいの確率で私は後手を引きます)がものすごくよかったわけではないので、咎めることはできたはずだし、もっともっと攻めることもできたはずなのに、80手くらいですでに攻め手がなくなっていました。。。
あまりにもひどいので、将棋しばらくお休みしようかと思ったほどです。(爆)
戒めと反省をこめて、桂馬さんの戦術研究所にまた棋譜アップしておきました。0014.htmlという棋譜がそれです。「負けた棋譜は宝物」とはいえ、ここまでひどいとさすがに落ち込みますが・・・^^;
もうすこし将棋センスをつけるため、ちょっと勉強方法を変えてみようかな~と思ってます。それにしても、本当に将棋センスないわ^^;
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庭の八重桜が満開を迎えたと思ったら、昨日は無情の雨・・・。
今日も雨の予報ですが、今のところはとりあえずやんでいます。
それにしても肌寒くて、4月も半ばを過ぎたとは思えないです・・・。
この気候のせいか、風邪を引いている人も結構いるそうなので、
みなさまもお気をつけくださいね。m(_ _)m

というわけで、八重桜が少しずつ散り始めました。
庭のいちばん隅にあるため、枝がかなり外に出てしまっています。なにしろ70年以上もここに根をおろしている桜ですから・・・。
なので、こちらの庭よりも、奥にある2軒の家の通り道に花を降らせてしまいます^^;
そのため、この時期になると、一日に何度も奥の家の前をお掃除に行かないといけません。雨でさっきまで地面にはりついていた花びらが、少しとれやすくなっていたので、さっそく掃きにいってきました。
満開まではいいのですが、散り始めたらこれが私の大事な仕事になります^^;

中学では今年度、広報委員になりました。
昨日の夜、寒い雨の中委員長きめがあり、さすがに委員長は引き受けられなかったのですが、私の友人が委員長をやってくれるということで副委員長になりました。
なんとか一年、乗り切って行きたいな~と思っています^^
頑張ろう!!!
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毎週とは言わないですけど、
日曜日の午前中、私は将棋のロビーでいつもある人を待っていました。
その人は、NHK杯をテレビ観戦しながらパソコンを起動させてできるだけ来てくださいました。
私がロビーにいることがわかると、私だけがわかる特別のパスでお部屋を作ってくださって、二人でお部屋に入っていろんなことをお話していました。ときには(子供にテレビを占領されてNHK杯を観戦できない)私のために、現在進行形のNHK杯の指し手を言ってくれて、二人で棋譜並べすることも^^
「つぎはどう指すと思いますか?」
などと聞いてくださって、私がきちんと答えるととても喜んでくださいました。
私より少し若いのですが、子供の年齢が近いこともあり、またその方はとても愛妻家で家族をとても愛していらっしゃるところもなんとなく似ていて、
いつもお話が尽きることなどありませんでした。
礼儀正しく、まじめで、温厚なその方が本当に大好きでした。
ちょっといたずらっ気もあって、可愛い女性IDを作ったりして^^
でも新しいIDを作っても、必ず私には言ってくださいました。
「女性IDだと、セクハラあるんですね~」ってびっくりなさったりして。
(もっとも私は知らない人と指さないので、セクハラにあったことないんですけど^^;)

その方が、突然江戸川から、いえネット将棋から去られました。

江戸川を急にやめられた理由をいろんな人に聞いてみましたけれど、誰も思い当たらない。誰に聞いても「普通でしたよ」と答えるだけ。
でも。
ほかの誰に何を言わなくても、私になにも言わないなんてこと、有り得ないと思っていました。
だから・・・ひたすら連絡が来るのを待ちました。

そのことについてお返事が来たのは先週の後半のこと。
「心の整理がついたので、やっとお返事が書けます」という返信をいただきました。
江戸川をとても愛しているから、江戸川の名前に誇りをもっているから、やめるしかないのだと書いてありました。
そして、こうも書いてありました。
「私はもうネット将棋にはかかわらないつもりです・・・」

もう、会えないんだと、そのときわかりました。
もう、指してもらえないんだと、そのとき本当に知りました。
もう、お話することもないのだと、そのことに打ちのめされました。

そんなこと、いままででもどのくらいあったでしょう。
突然来なくなった人もいらっしゃいます。
急に関わりを持たなくなった人もいらっしゃいます。
でも。
大事な人が、たしかに一人、いなくなったんです。
いまでも江戸川の心をしっかりともっていらっしゃるというのに。

今朝、私は将棋ロビーにボ~ッとした気持ちでたたずんでいました。
もう来ないとわかっているのに、もしかしたら~と思って、ただそこにいました。
なぜか今日に限って子供達がテレビを見ていなかったので、北浜七段vs中村四段の対局も見ていました。
今頃、あの方は棋譜を並べているんだろうかと思いながら・・・。
中村四段の四間飛車を見ながら、私を思い出してくださっているのかな~と思うにつけ、涙があふれました。

誰も彼を責めたりしないのに。
でもすべての人が許しても、一人だけ許せない人がいるんですね・・・。
自分が自分を許せないなら、それはどうすることもできない。
私だって、いまだに自分を許せないことがありますから・・・。

それでも。
時が流れて、すこし自分の心が落ち着いて、またいつかネット将棋をやろうと思ったら、いつでも帰ってきてください。
その日がいつか来ることを信じて、私はまた一生懸命勉強しておきますから。いつか、あなたの穴熊を破れるように。
心からお待ちしております。
そして、これだけは忘れないで。
あなたは正真正銘の、ほんとうの江戸川人です。今までもこれからも。
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最近は対左美濃が多く(というか、同じ戦法をとことん追究するほうが体で覚えるので自分からお願いすることも多いです)、左美濃に対しては少なくとも序盤は対応できるようになってきました。
(これって将棋を知らない人が読むと、なんだかさっぱりわからないんだろうな・・・^^;)
問題は中終盤で、四間側は角を切って突破口を開くのがポイントになりやすいのですが、ちょっとした手に惑わされてタイミングを失うことがまだまだ多いです。左美濃相手だと、中盤を飛ばしてあっという間に終盤になることも結構あるので、そのあたりの速度がむずかしいですね。

昨夜は「わかば」の例会で、息子が塾から帰るタイミングなどもあったため長くはいられないことがわかっていたので、ちょっと早めに行ってみました。すでにここさんはお見えになっていて、「指しますか?」と聞かれたので、迷わず「はい^^」!
「手合いは任せます~」とのことでしたけれど、最近あまりお見えにならない師匠との久々の対局なので、平手を選ばせていただきました^^
私が四間なのはわかっていらっしゃったので、当然居飛車を選択されましたけど、指す手順を見ていたらなんと左美濃^^
左美濃を相手が指してくれたときって、なんとも言えず「きゃあ~♪」という気持ちになります^^
本当に綺麗ですね~。そしてその綺麗な左美濃に負けないくらい綺麗なダイヤモンド美濃を私が組めたら、それだけでもう将棋が終わった気分です!(爆)
いつも思うことですけど、例えばポイント制にして、序盤何点とか中盤何点とか最終的にポイントの高いほうが勝ちっていうルールもあっていいんじゃないかと^^;(将棋じゃないか^^;;)
序盤から中盤にさしかかるときに、やはり迷う手があり、それが最後まで響いたかな~という結果になりました。
あと、終盤にはいるところで、こちらの王様に攻め駒が迫っていたため王様の位置を変えたのですが、やはりそこは(自分でも何度も考えたところでしたけど)桂馬を打って王手をかけるべきでした。
終盤は速度っていいますけど、やっぱりそうですね~。
あとは見事に討ち取られました^^;
棋譜はいつものように、桂馬さんの戦術研究所に載せておきます~♪0009htmlという棋譜を見てくださいね^^
(桂馬さんって本IDで「わかば」に所属してるんですよ~桂馬歩になる前から私とはお知り合いです^^)
大好きな師匠との対局ですから、ちゃんとアップしておかないと^^

対局が終わってから感想戦をちょっとして、時間が許すだけ師匠とお話していたのですが、そのときとても嬉しいことを言われました。
「これなら、中級くらいにはなってますね~」
中級ってどのくらいかな?と思い、「10級くらいですか?」
とたずねましたら、
「いえいえ。4~6級くらいです。初段も近いですよ。」
とのこと。
きゃあ~♪どうしましょう^^
って、まだ全然勝てないんだけどな・・・^^;
でもこうして指していれば少しずつ進歩していくかな。。。
まだまだ先は長いですけど、頑張っていこう~と思えた対局でした。
やっぱり師匠と指せるのは本当に幸せです^^
ご指導ありがとうございました。m(_ _)m

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そして・・・女の子はだんだんと不思議な輝きをあたりにふりまき始めました。青年はそのあまりのまばゆさに思わず目を閉じました。あけられなくなった青年のまぶたに、様々な色が浮かんでは消えていきました。木々の緑、空の青、女の子の黒い髪、そして虹のような七色の輝き・・・。
そして、ふと、不思議な声が聞こえてきました。
「ねえねえ知ってる?」
「なになになに???」
「今日、夢売りが来るんだって」
「へ~。そうなんだ~」
「でも夢って、売るものなのかな?」
「買っても仕方がないよね?」
「いい夢ばかり見てるのも疲れるかもね」
「悪い夢ばかり見るよりはいいけどね」
あはは~と大きな笑い声が響きました。
「ねえ、でも夢ってなあに?」
「なんだろう?」
すると、もうひとり別の声が響きました。
「夢はね、心のなかを映し出すものなの」
それはあの女の子の声に似ていると青年は思いました。
「心の中にある不安や心配、希望や願い、ずっと心の中にしまっておいたはずの記憶、そういうものが現れては消えていくべつの世界なの」
「ふうん。。。」
子供達の声はまだよくわからないような返事でした。
「でもね、夢にはもうひとつ役目があるのよ」
「なになになに?」
「大事な人がどうしても伝えたいことがあるとき、大事な人にどうしても伝えたいことがあるとき、夢は夜の闇を突っ切って、相手に想いを伝えることができるのよ」
「夢の中に来てくれるの?」
「そう。でもそれは心が澄んでいるときにしか起こらないから、人から買ったような夢を見ていたら、想いは決して届かないでしょうね」
大事な人にどうしても伝えたいことがあるとき・・・。
想いは決して届かない・・・。
青年の心になにかがぐさりと刺さったようでした。

「残念ですがお亡くなりになられました」
医師の声がとても冷たく聞こえました。
病院のベッドに横たわって目を閉じているのは、朝手を振って自分を見送ってくれたはずの母でした。
やっと就職が決まって、これから少しは楽をさせてあげられると思っていたときのことでした。
これはなにか悪い夢に違いない。そう思って、それからただひたすら働きました。いつかこの悪夢から覚める日が来るだろうと、毎日毎日ただひたすら夢を売り続けました。
でも売れば売るほど、なぜか心の中に冷たい風が吹いてくるような・・・。
「私の声はなにも届かない」
だれかがそう言っています。
「私の想いは気づいてもらえない」
ほかの誰かがまたそう言っています。
「夢は売るものではなく、心のなかにあるもうひとつの世界への扉。扉を閉ざした者には、決して想いは届かない」
「どんなに苦しくてもいい。大事な人に夢でいいから逢いたいのに」
夢でいいから逢いたい・・・。
僕も、母さんに、夢でいいから逢いたい。
青年の目から涙があふれました。

涙をぬぐうと、そこはあの大きな樹の木陰でした。
女の子はさっきと同じように、枝に腰をかけて、黙ってこちらを見ています。
「僕はいったい・・・?」
「とりあえずお水でも飲んだら?」
女の子が素っ気無く言います。
「でもこの水は・・・」
「まあいいから、飲んでみたら?」
この水は僕に飲まれたくないと言ったのは君だろうといいたい言葉を飲み込んで、青年は泉の水に自分の姿を映しました。手を入れて、いまそれを飲もうとした瞬間、そこに映ったべつの姿をはっきりと見ました。
「母さん。。。」
母はあの朝手を振ってくれたときのまま、笑っています。
急な事故で、急いでかけつけたときにはすでに息がなく、なにも言うことはできなかったあの日・・・。
「間に合わなくて、ごめん」
青年はしぼりだすような声を出しました。
「頑張ってね」
とてもやさしい声が聞こえました。

あたりには夕闇がたちこめています。
鳥達も家路にむかっているようです。
風が冷たくなってきました。
女の子は青年の前に立つと、その手に白いハンカチを握らせました。
「お母さんが、あなたの就職祝いにあげるつもりだったんですって。」
青年はそのまっしろなハンカチを黙って見つめていました。
なぜ女の子がそんなことを知っているのかなんてどうでもいいことだと青年は思いました。大事なのは、想いが伝わることなのだと。
青年はまたあふれそうになった涙をこっそりとそのハンカチでぬぐいました。
「さあ、いつまでもここで油を売ってないで、仕事しなくちゃいけないな」
青年の言葉に、女の子はくすっと笑いました。
「でも、ここでは夢は売れないわ。」
青年も負けずにくすっと笑いました。
「夢はもう売らないよ」
女の子はびっくりしたように目を見開きました。
「あら、どうして?」
その言葉に青年は朗らかに答えました。
「夢は自分で扉をあけるものだからね」

まちはずれに大きな樹とこんこんと湧き出る泉のある街に行ったら、あなたも女の子に逢えるかもしれませんね。名前を夢の精と言うそうです。

       (FIN)

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今日は娘の中学校の入学式でした^^
桜はすでにかなり散ってはいましたけれど(爆)、もともと校門の前にはなぜか桜のない学校なので、まあいいか~みたいな感じですね^^;
制服がかなり大きくて、さらに肩より長い髪は結ばなくてはいけないのですが、本人にあまり自覚がなかったため、結んだには結んだけれどあまりちゃんと結べていない~という中途半端な状態でした^^;
(私がちゃんと編みこみしてあげようと思ったら拒否されちゃって^^;)
おそらくこの先生だろうな~と思った先生が担任でした。可もなく不可もなく。。。
入学式終了後、さっそくPTAの委員きめが始まり(これが決まったクラスから、子供達との写真撮影になります^^;)、今年無職の私は自然にやることになっていました^^;
一年生でやれば兄の学年ではやらないですむので、その意味では気楽かな~と思っています^^

ちなみに、先週の金曜日に始業式だった兄のほうは、
お母さん・生徒双方から絶大な人気のK先生が担任となって、受験生をもつ母親としてはまずホッとしました^^
(なお、そのK先生については、以前体験授業を受けたことのある娘が「担任だといいな~」と言っていたくらい、いい先生です^^)

子供は中学生になり、からだも大きくなってきましたけれど、
まだまだ不安定な年頃で、親の目を離すわけにはいかないので、これからもつかず離れず子供の言うことにはできるだけ耳を傾けて、向き合っていきたいと思っています^^
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「夢を買いませんか?」
青年は声をはりあげて往来を歩き回りました。
「夢はいかがです?すてきな夢がありますよ。一度のぞいてごらんになりませんか?」
いつもなら、青年が一渡り歩いたところで多くの人に囲まれるのが常でした。けれど、この街はどうしたことか、青年の呼び声に全く関心がないようなのです。そう、それはまさしく『無関心』という言葉がぴったりでした。青年の声は、風か空気のように人々の間を通り抜け、まるで心に止められる暇もないようでした。

「ふう~っ」
大きなため息が青年の口からもれました。
もう足はくたくた、のどは渇いて声もかすれ気味です。どこかで休みたいと思うのですが、今日はまだ一つの夢も売れていませんし、この街の雰囲気にどこか不可思議なものも感じて、ついいつまでもぶらぶらと歩いていました。
かなり街外れまで来たとき、青年はそこにこんこんと湧き出る泉を見つけました。茂った大きな樹が泉を覆うように木陰を作っています。さらにはまるで休んでくれと言わんばかりに、小さな木のベンチも置いてありました。
「ちょっと休憩かな?」
ひとり言を言って、泉の冷たい水に手をひたし、一口飲もうとしたときです。
「だめよ!」
少し甲高い、しかしぴしゃりとした言葉が青年の行動を止めました。
声のしたほうを探すと、大きな樹の枝に腰をかけた小さな女の子がこちらを見下ろしていました。
「どうしていけないんだい?泉の水はみんなで飲むもののはずだよ。それとも、これは飲み水ではないの?」
青年は女の子をなだめるような優しい口調でたずねました。
女の子は足をぶらぶらさせながら、しかしまなざしはしっかりと青年をとらえて言いました。
「いいえ、この泉の水は飲み水よ。この街の人はみんなこの水をくみにくるわ。」
「だったら、なぜ・・・?」
「だって、あなたはこの街の人ではないもの。」
女の子はいかにも当然のように、きっぱりと言い放ちました。
「そんな。水は必要な人のためにあるんだろう?この街の人間じゃないっていうだけで『飲むな』というのはあんまりひどいよ。それにここにはそんなことを一言も書いていないし。お金が必要ならちゃんと払うから、少し飲ませてくれないかな?」
女の子は、黙って青年を見つめています。
「もし法律で決まっていることだとしても、この水をこんなに飲みたいという人がいて、それを君が見逃しても罪になったりしないと思う。」
女の子はやはり黙ったままです。
「だいたい、この街の人はみんな僕のことを無視するし、なんかおかしい。変だよ。こんなにいい夢をいっぱい持ってきているのに、興味がないなんてあり得ない。いい夢を見て、気持ちよく寝られることがどれほど幸せなことかわからないんだね、きっと。」
だんだん強い口調になった青年に驚いたのか、女の子は大きく目を見開きました。
「とにかく、君が飲むなと言っても、ぼくは今のどがとても渇いているんだから、この水を飲ませてもらうよ。」
こんなことを小さな女の子に言っても仕方がないと思いながらも、青年はひたすら話し続けました。
「ちがうのよ」
女の子がやっと答えました。
「街の人たちはなんにも関係ないわ。みんな、あなたのことなんて見えていないんだもの。」
「どういうこと?」
「とにかく、あなたに飲まれるのを嫌がるのは泉の水なの。ましてやあなたは夢売りなんでしょう?泉は夢売りが嫌いよ。決してあなたに飲まれようとはしないわ。」
「そんなばかな・・・」
すこし自嘲気味に笑って、青年はすっと泉の水に手を入れました。
なにがなんでも飲んでしまえばいいんだ~と思ったその瞬間、自分の手元を見て言葉を失ってしまいました。
なぜなら、泉の水をすくったはずの手には、サラサラと輝く砂粒が残されていたのですから。
女の子は青年のとまどいをおかしそうに見つめています。そして、木の葉が揺れるようにくっくっと笑って、青年にいいました。
「ほらね。だめなのよ、夢売りさん。あなたの夢は本物ではないから、泉は水を分けてくれないのよ。」
青年はその言葉にむっとしました。
「僕の売る夢のどこが偽物だと言うんだ?夢売り買い人協会の信用保証だってついているいい夢ばかりがあるというのに。」
「まあ」
今度こそ女の子は木の枝がしなるほどに、ころころと笑いころげました。
「なにがおかしいんだ。」
青年の方はまったく面白くありません。真っ赤になって、女の子をにらみつけました。
「だって、夢に品質保証の優良マークなんてどうして必要なの?そんなことだから、よけいに本物じゃなくなるのよ。」
「本物、本物って・・・。それじゃあ、君の言う本物の夢はどんなものなんだい?」
こんな小さな女の子相手に大人気ないとは思いましたけれど、それくらい頭に来ていたので、やや皮肉をこめて青年は言いました。
女の子はふっと首をかしげ、にっこりと笑うと、「わかったわ」と答え、青年の頭上の枝から、いとも軽々とピョンと飛び降りました。
そして、ゆっくりと泉に近づくと、青年がいくらすくっても砂になってしまったあの泉の水を美味しそうに飲みました。
頭上では、大きな樹がさやさやと葉を揺らしています。

   (つづく)

more...

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春休みもあと少しで終わり・・・。
自分の遊ぶ計画ならいろいろと動く息子ですが、その他のことに関してはあまりにも腰が重い。。。^^;
体操服が小さいとか、上履きや通学シューズに穴があいてる~とか文句はいっぱい言うくせに、そういうものを自分ひとりで買いに行くということをしません。
制服のワイシャツも袖が短く、先日は脇を破いていたので、さすがに買い換えないといけないな~と思っていましたけど、なにしろ本人が「行く暇がない」で、全然いっしょに行こうというそぶりをみせない・・・。
というわけで、
さすがに今日は絶対に行ってもらいますからね~と、部活が終わったらいっしょに隣町までワイシャツや靴などを買いに行く約束をしていました。
が・・・。
予定の時間を過ぎてもなかなか学校から帰ってこない。。。
やっと帰ってきたと思ったら、「疲れてるから、一息ついてからにしよう」などと言い出す始末^^;
時間がかかるんだからもう行かないとだめ~と、追い立てるようにして出かけたら。
体操服の注文をしたお店をでた瞬間、空からポツポツと大粒の雨が。。。
きゃあ~~~~!
これから隣町まで自転車で行くのに~><
息子はフードつきのジャケットを着ていましたから、たいしたことない顔をしていましたけど、私はセーターだけでしたから全身ずぶぬれに。。。><
・・・さむい・・・
しかも途中から雷のおまけまでついてきて・・・。
会社のお友達もこの時間だと濡れちゃったかな?
それにしても、本当に寒いです。。。><
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今日は雨です。
満開の桜もこの雨で散ってしまうのでしょうか・・・。かなり寒い雨です。
家の近所にも桜が綺麗なところはいくつかありますが、先日まで通っていた会社の前の桜並木は本当に見事で、毎年とても幸せな気持ちになれました。
今年は見ることができないのがとても残念です。。。

桜は散る姿が好きなので、花びらが舞うなかを歩くのがとても好きです^^
そのせいか、私の書く(「かく」を変換すると一番に「角」が出てきてしまう私はやっぱり将棋好きなのね^^;)お話には、桜の木が何かしらの暗示を与えるものもあります。
不思議な霊力があるような、美しさとはかなさと怪しさと怖さが共存しているような。。。
いつかここにも書けたらいいな~と思っています^^

さて、日曜日に知り合いの農家の方から、フキをいただきました。
小さめのダンボールにいっぱい入っていました^^
スーパーに売っているような長いものではなく、家のお庭に自生しているんでしょうね・・・細い野フキです。
あんまりたくさんあるのでどうしようかと思ったのですが、半分くらい義母が佃煮を作り、残りを私が煮物などにしています。
煮てしまうと意外に量が少なくなり、ちょうど昨日はスーパーに国産のたけのこも出ていたので、たけのこと蕗の炊き合わせを作りました^^
ついでにたけのこご飯も・・・。
食卓はもうすっかり春ですね^^
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4月になりました。
昨日は4/1で、「エイプリルフール」って昔はよく言ったものですけど、最近はあまりその言葉は聞かないですね~。
その日だけ(ひどくない程度なら)嘘をついてもいい~って、なんだか不思議な感覚の日でしたけど、今の子供達はそういうことは知っているのか知らないのか。。。
大人の世界も嘘がいっぱいあって、ネットの世界もやはり嘘は多くて、子供達も「嘘はいけない」という感覚から変わってきているのでしょうか?

でも、昨日、「これはエイプリルフールの冗談だったらいいのに」と思うことがありました。
もっとも、たいしたことではなくて、ネットのお友達が1人「しばらく来られなくなります~」というお手紙をいただいただけです。
ただ私にはとても大事な人だったので、そのことについて考えると涙が止まらなくなります。。。
いつもこういうときは、とてもさびしくて、とても悲しくて、心の中に大きな穴ができたような気持ちになります。
いつかは帰ってきてくれると信じて「待つ」しかないのですが・・・。
なにも言わずある日突然来なくなるより、こうやってお手紙をいただけて、少なくともお元気でいらっしゃることがわかるだけでもいいのかな・・・と思いつつ。。。
また一人、「待つ」人が増えたな~と思っています。。。

 来ぬ人をまつほの浦の夕凪に
   やくや藻塩の身もこがれつつ~ (定家)

 (もっともこれは恋歌ですから、いまいち合ってないかも(爆))
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月と星と妖精ダストのブログパーツ
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プロフィール

ゆめ

  • Author:ゆめ
  • ハンゲーム将棋弐と将棋倶楽部24、最近は将棋ウオーズにも出没している将棋大好きな主婦です。
    子供たちも大きくなって、息子は社会人2年目、娘は大学四年生です。
    ペットはミニチュアシュナウザーのセナ(メス)8歳です!
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Wedding Anniversary

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