ひさびさに本のご紹介を。
以前にも宮部作品の時代小説物について書いたことがあると思うのですが、これも私の大好きなシリーズ「三島屋変調百物語」の第4巻「三鬼」です。
当然ながら、以前の3巻「おそろし」「あんじゅう」「泣き童子」も全部持っています。
このシリーズに関しては、ハードカバーで買ってしまうので、ちょっとお金がかかります(爆)。
ちなみに文庫本も持っていたりしますが(どれだけ好きなんだ^^;)ハードカバーならではの行間に感じるいろんな雰囲気とかがあるんですよね。
主人公は小間物問屋・三島屋に居候している美しい姪っ子・おちかさんです。
彼女は川崎の旅籠の生まれなのですが、自分が原因で許婚を亡くしてしまいました。詳しくは第一巻に書いてあります。そのため、自分はもう決して幸せになどなってはいけないと暗く心を閉ざしてしまったのです。そんな彼女を心配して、ご両親は江戸にいる叔父夫婦に彼女を託しました。
三島屋で、おちかさんは女中のように働いています。これは本人がそう望んでやっていることで、店には立ちたくないので、奥の用をせっせと片づけています。そして、その合間に、黒白の間というお座敷でいろんな人の不思議な話を聞くのです。
その不思議な話は、心に迫ってくるほど怖いものもあれば、なんとなく心がほっこりと温かくなるようなものもあります。おちかさん自身も自分の話を語ったこともありますし、不思議な力に導かれてこの世とあの世の間に引きずり込まれそうになったこともあります。
でも、そんな体験を積み重ねて、おちかさんはだんだん以前とは違って自分を暗く閉じ込めることはなくなって、人とのふれあいも大事に思うようになってきて。
読んでいる人は、たぶんみんなおちかさんに幸せになってほしいと思いながら読んでいることと思います。百物語が途中で終わってもかまわないので、おちかさんの幸せな笑顔を見られる日を心待ちにしています^^
宮部みゆきさんの時代小説は本当に素晴らしい。
今回も心から楽しませていただきました。第5弾になるはずのお話は、すでに数社の新聞小説として発表されているらしいので、いずれ読める日も近そうです。とても楽しみにしています^^

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毎年お正月前に、私は年末年始に読む本を数冊買いこみます。
今年はこれでした!

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宮部みゆきさんの「桜ほうさら」上下巻!
私は宮部作品のそこそこのファンなのですが、自分で買うのは時代物と決めています。現代ものについては主人が好きでよく買っていますが、私はそちらにはあまり興味がなく^^;
とにかく宮部みゆきさんの時代小説はすごく好きなのです。
ということで、この「桜ほうさら」も文庫本になるのを心待ちにしていました(爆)。
お正月の間は一日2食になるので(朝がものすごくゆっくりで、お夕飯は早め)、お客様が来ない限りはのんびりした時間があるので、その間にせっせと本を読むことができます^^
あいた時間にひたすら読んで、昨日無事に読み終えることができました~。
とっても満足です^^
なお、一番右にうつっているのは、私が大事にしているマイブックカバー。この二冊もこのブックカバーをかぶせて読んでいました。

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この二冊は、12月のはじめに買った本です。
畠中恵さんのしゃばけシリーズは大好きで、だいたい毎年12月に文庫化発売されるので、それを楽しみにしています^^
病弱な若だんなが少しずつ成長していく様子がいつも微笑ましく思いますし、妖たちの活躍も楽しみです。
北村薫さんの「月の砂漠をさばさばと」は、ずっと前から買おうかどうしようかいつも悩んでいた一冊。北村作品は大好きで、一時ものすごく嵌っていました。帯に「いま話題の本」と書かれていて、それがこちらとしてはちょっと意外だったのですが、なにかのテレビ番組で紹介されたみたいです。私は数年間どうしようかなあ~と考えていて今回「やっぱり買おう!」と決めたので、決してテレビの影響ではありません^^;
この2冊は、買ってすぐに読んでしまいました。12月の忙しいとき(午前中は全く読めない)ですが、どちらもいくつかお話が入っていて、1つの話じたいはそれほど長くないので読みやすくて。午後おつかいから帰ってお夕飯の支度までの限られた時間などにせっせと読んでいました^^

本を読める幸せ。
この年末年始も素敵なお話を読むことができて、心の栄養にすることができました。
今年一年また頑張ろう~~って心から思えます^^
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娘のマフラーを無事に編み終えました^^
白の二目ゴム編みのマフラーですが、おそらく連休明けから学校にしていくことになると思います。とくになわ編みとかの模様編みにするようなこともなく色を縞にすることもなく、ただ二目ゴム編みを編み続ければいいだけだったので、比較的簡単でした。
私が編み物に絶対必要~と思っている「根気」さえあればできるタイプです^^
というわけで、頑張れば2日で編めたのですが、3日かかってしまいました。(もちろんどちらにしろ一日中編んでいたわけではないので、正味の時間で言えば24時間くらいあれば編めます)
3日かかった理由は、実は本にありました^^

本を買ってしまったんですよね~。
それも久々に将棋以外の本を~あは^^
で、それを編み物に飽きたときに読みふけってしまったため、「根気」が持続しなくて~。
その本とは、畠山恵さんの「しゃばけ」シリーズです♪
今夜フジテレビで放映されるのかな~。ただ、テレビ化などどうでもよくて、以前から読みたかったんですよね~。
私は、この手の江戸情緒あふれるお話が大好きで^^

平岩弓枝さんの「御宿かわせみ」シリーズだとか、宮部みゆきさんの「かまいたち」だとか。。。
古くは、「旗本退屈男」とか「右門捕物帳」とか・・・。
「鬼平犯科帳」のシリーズも結構持ってたりして。(爆)

・・・というわけで、この「しゃばけ」シリーズもず~っと読みたいな~って思ってました。
でも、最近本屋さんに行って購入するのは将棋関係の本ばかりで、あんまり小説のほうに行かなくて。。。
今回は、じつは「探偵ガリレオ」の原作本を探しに行ったのですが、それをちら見したあと、しゃばけを見つけてそちらに心が動いてしまって~あは^^
「しゃばけ」「ぬしさまへ」「ねこのばば」三冊全部買ってしまいました~♪
で、ほんとうに面白いの^^

なにしろ源頼光と四天王の大江山の鬼退治とか、陰陽師とかでさえ大好きなんですから、こういう「怖くない」妖怪ものには心くすぐられます。(基本が「怖がらせる」ことに向けられている妖怪ものはダメです^^;)

これは本当にお薦めですので、みなさま、ぜひ読んでみて下さいね^^
ちょっと心がほわ~っと温かくなりますよ~♪
(手代の佐助さん&仁吉さんがすごく素敵です^^)
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一昨日の夜、突然思い立って「斜陽」を読んでみました。
太宰治の有名な小説です。
私が斜陽を読んだのは中学生くらいのときでしたけど、どちらかというと走り読みしたような感じで、あまり心に留めなかったというのが実際のところでした。
就職して、大事な親友と青森旅行に行ったとき、「斜陽館」という太宰治の生家に泊まったのですが、そのときも「津軽」などは読み返したものの、肝心の「斜陽」は読み直さなかったような。。。^^;

私とは違い、主人は学生時代ほとんど本を読まなかったと言いつつも高校生のときに太宰作品だけは読破したそうです。というわけで、本棚には太宰治の文庫本がたくさんあります^^

で、なぜ今になって「斜陽」を読み直そうかと思ったかと言いますと。
その日、桂馬歩さんとお話をしていて、「夢さんはカリスマですからね~」と言われたことが発端です。
男さんもときどきそういうふうにおっしゃるのですが、私はどうもその言葉は違うと前々から思っていたので、そのように申し上げました。
すると、桂馬さんが、「僕から見ると、『斜陽』のお母様みたいな感じだろうな~と思うんですよね」と思いがけないことをおっしゃって。
う~ん・・・「お母様」ってすごく貴婦人って感じの人ではなかったかしら?でもうろ覚えだからよくわからない。。。^^;
というわけで、読み直してみることにしました^^

そっか~こういう人だったのね。。。
(読んでない人にはまったくわからない感想で、ごめんなさい^^;)
なんといいますか、本物の貴婦人なんですね。
それは(もちろん生まれがそうなのですが)出生がどうとかではなく、心とか精神そのものがそうであると、しかも子供たちから見てそういうふうに言われるわけです。
そしてそのお母様を子供達はとても慕っていて、一目おいているのです。
う~ん・・・。私はとてもこのお母様のような気品はないのではないかと・・・・。^^;とは思いましたけど、それでも桂馬さんがそういうふうに見てくださったことがすごく幸せなことだな~と。^^

中学生のときには読みとりきれなかったものが、今自分が子を持つ親になって読み返すと、また違った情景であったり違った印象をもつものですね。
不思議な余韻をもって、私は改めて斜陽を読ませていただきました。

で、ソファの上におきっぱなしになっていたその本を主人が今朝見つけて、
「だれが斜陽を読んでるんだ~?」と聞いたので、
「私が急に読みたくなって読んだの。」と答えると、
「スウプを一さじ、すっと吸って~だったかな?」
さすが・・・すごい!!!
よほど傾倒していたんだな~って、その一言で充分にわかりました。何十年たっても、最初の一文が出てくるとは。
小説も、こういう読者に読んでもらえると幸せですね^^

どちらかというと、私のお気に入りの一冊ではなく、主人のお気に入りの一冊のお話でした~。m(_ _)m

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最近、「秘密の花園」の本をよく思い出します。
バーネット女史に書かれたこの本は、インドで自由にわがままに育ったマリーという少女が、両親を流行り病で亡くし、イギリスにいる叔父のところに引き取られるところから始まります。
その家には、コリンという従兄弟がいるのですが、そのコリンは病気がちで、マリーに輪をかけるほどわがままに育っていました。
ある日、お庭を散歩していたマリーは、一つのカギを見つけます。さらにそのかぎがぴったりと合う扉も見つけます。
そこが、秘密の花園への入り口でした。。。

すっかり荒れ果てた大きな庭を、元気で明るい少年ディコンの力を借りながら、うつくしい花園へとマリーは変化させていきます。
それと共に、わがままなコリンに外の空気を吸わせ、マリーもコリンも体だけではなく、こころの豊かな子供へと変化していきます。
花園のもつ魔力なのかもしれません。。。
そうして、最後には、その家の主人であるコリンのお父さんと心を分け合うこともできるようになります。

自分達だけの小さな世界・・・でも、そこには夢も希望も未来も満ち溢れていて、子供たちには宝物なんですよね・・・。

今、私にもちょっとお気に入りのサイトがあります。
そこに行って、ちょっとしたおしゃべりをするのが日課です^^
「おはよう」「行ってきますね~」「ただいま~」「おやすみなさい」などなど、当たり前のようにそこでこんな挨拶が繰り返されます。
子供みたいだな~と思いつつ、そこに行くとなぜかとてもホッとして、気持ちがやすまります。私は仕事のときはそこをのぞくこともできませんけど、他の人の中にはいつでも常駐している人もいらっしゃるようですし。^^;

そして、そんなとき、いつも思います・・・。
「ここは、もしかしたら、私にとっての『秘密の花園』なのかもしれない」と~。
皆さまには、そういう素敵な秘密基地のような場所はありますか?^^
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プロフィール

ゆめ

  • Author:ゆめ
  • ハンゲーム将棋弐と将棋倶楽部24、最近は将棋ウオーズにも出没している将棋大好きな主婦です。
    子供たちも大きくなって、息子は社会人2年目、娘は大学四年生です。
    ペットはミニチュアシュナウザーのセナ(メス)8歳です!
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